酵母とは、直径5~10ミクロン(1ミクロンは1mmの1/1000)という小さな単細胞を持つ菌類の総称。樹液や花蜜・果実など、自然界のあらゆるところに生息している微生物のことです。
「えっ、微生物!?」なんて思ってはいけません。酵母は食べ物に含まれる糖をアルコールと炭酸ガスに分解しながら、分裂・成長していきます。これを「発酵」(アルコール分解)といい、この作用をお酒や味噌・パンなどを作るときによく利用しているのです。
つまり、ビールやパンを作るために欠かせないもの。意外と私たちの生活の身近にあり、日々口にしているものなのです。
酵母の特徴をご紹介すると、「糖を分解してくれる働き」があります。またアミノ酸やビタミン・ミネラルなどを多く含んでおり、かつβグルカンも豊富。人間をもっと健康にするパワーを持っている微生物。それが、「酵母」なのです。
はい、本当です。そもそも、酵母には糖を代謝してアルコール発酵を行なうという働きがあります。つまり、血糖値上昇の直接の原因とされるインスリンを管理する上で非常に適した食品と言えるのです。
実際に私が調べたなかには、血糖値が高めな人間、13名を対象に一定期間(約2週間)、朝昼晩の食後に1日3回「酵母」を摂取した実験が行なったそう。
その結果、摂取前に比べて血糖値・インシュリンともに、日に日に下がっていくのが確認されたそうです。さらに、摂取時間は長期であればあるほど、有意な低下が期待できるというデータもありました。
つまり酵母は、整腸機能やダイエットに適しているだけでなく、高血糖に悩む人にも、効果的な食品なのです。