高血糖値の天敵とされるのが、「脂肪」。主に「動物性脂肪」と「植物性脂肪」の2つに分けられます。
植物に含まれている脂肪のことを植物性脂肪と呼びます。特徴は、不飽和脂肪酸を多く含んでいること。これにより、善玉コレステロールを増加させ、スムーズな血流を促し、血栓予防にも役立ちます。代表例は、大豆油・ごま油・オリーブ油などです。
動物からとれる油のことを指します。牛や豚などの肉類の脂や、生乳から乳脂肪を分解させて作ったバター、豚の脂身であるラード、牛の脂身であるヘッドなどを指します。動物性脂肪は、飽和脂肪酸という成分を多量に含んでおり、過剰に摂取すると、肝臓内でのコレステロール合成を促進し、血中コレステロール値を上げてしまいます。結果、血糖値も上げてしまうのです。
では、まったく動物性脂肪を取らない生活をすればいいのかというと、それは逆に不健康の素になってしまいます。実はこの動物性脂肪、私たち人間の生命活動に取って無くてはならない栄養素の1つなのです。
動物性脂肪には貧血を予防したり、血管を保護したり、必須アミノ酸を含む20種類のアミノ酸を摂取したりと、他では補えない栄養素や生理活性物質が含まれており、また、コレステロールも、細胞を形成するために不可欠なもの。だからこそ、摂取バランスが何よりも大切なのです。
具体的には、動物性脂肪が含まれる肉類を取るときには、脂身の少ない「モモ肉」や「ヒレ」を選びましょう。特にモモ肉は、タンパク質を多く含んでおり、かつ低カロリー。私としても、かなりオススメです。また調理の際も、なるべく油を落とすように工夫することが大切。これらにより、動物性脂肪をグッと抑えることが可能なのです。